三河島15 マッチの是非
パンプ秋葉原から連登は避けたんですが、中1日でもけっこう腕にきてます。
普段行かないジム、それも大規模ジムだと楽しくて撃ちまくっちゃうから、その反動かも。
それでも、どんなに腕がパンプしてても、最低1時間は登らないと、トップギアまでいかないみたい。
腕が張ってても、3時間くらい登ってても、ヨレる一歩手前くらいって結構コンディションが良いです。無駄が削ぎ落とされて、かつ跳ぶべき場所では跳べる感じが。
逆に、登れる時間が短い場合は、早くトップギアにもっていくのもひとつの技術なんでしょうか。出たことないけどコンペとか。
5-6級くらいで、気持ちよくリーチを伸ばせる課題ばっかり撃ってれば早いかなあ。保持力より、振り伸び重心移動で落とすタイプの課題。今度試してみよう。
本日の核心。
マンスリー15番。4級かなー。
強傾斜気味バルジ壁。下部110°くらい?
上部は垂壁なのか若干被ってるのか、いつも登ってるくせにわからない(笑)。
一手目、緑のアンダーホールドがけっこう悪い。ホールド下部が太くて意外とアンダーがきまらず、アンダーピンチみたいになる。
次を右手で取るには、体を相当入れ替えないといけないので、そのまま左で送ってマッチ。
で、左手を左端青(微ガバ)、足下げたまま右手で黄色。
この黄色が割と小さなホールドなので、初登ではマッチせずに足上げてから左手をオーバーのクロスで、次のホールドに送ったんですが。
ゴール直下に足がないため、そうすると距離が出ない&体勢不安定になって動けなくなる、ということで作戦変更。
ゴール2手前の小さな黄色ホールドを何とかマッチして、そのまま右→右で送ってゴールへ。
棒人間で申し訳ない。
踏足としての緑ホールドは優秀なので、マッチの解除からの送りさえ出来れば、かなり綺麗なダイアゴナルが決まります。
右腰を壁に近づけるように、目線はやや左向きにして肩を入れて。
ただ、個人的な本題はそこではなくて、ボルダリング始めた頃に、こう教わったんですよね。
「小さなホールドでは、出来るだけマッチするな」
当時は6級とかを登っていたので、
「セッターがマッチを想定していないホールドでマッチするな」という意味だとは思うんですが。
何でもかんでもマッチする癖が付いてしまうと、保持力はついても、ムーブは伸びないですからね。
それ以来、出来るだけ無理マッチには頼らず、ムーブで解決するようにしてきたので、金言だと思っているのです。が、3〜4級になると、「課題としての無理マッチ」って出てきますよね。
リーチの短い女子だと特に、何とかしてこの小さなホールドをマッチするしかない、という状況が。
「マッチせずに解決する」頃は過ぎたのかなあ。
「小さなホールドでマッチする力とスキル」という、避けてきた課題に向き合う時が来たのかなあ、という感じです。