パンプ秋葉原②
色々と忙しくて、少しレストを多めに取ってました。
で、久しぶりにどこかで登ろう、と。
祝日はどこも混みそうだと思い、19-20時くらいから東十条アングラでも入ろうかな?と考えていた。あそこは23時までやってるだろうと。
行く直前に調べたら、日・祝は21時までらしい。ショック。最低でも3時間は登りたいが、今からではもう時間が足りない。
慌てて他のジムを調べはじめる。大きなジムに行きたい気分。
エナジー、ライノ、代々木。どれも祝日は21時まで。
秋葉原は22時、品川は23時らしい。
まだ19時前だったので、ショップ併設の雑貨も買いたいと思い秋葉原へ。
本日の核心。
1階手前側複合壁角。4級。
傾斜はそんなについてない。90-95°くらいかと。
前半が辛くて(ホールドが悪い)、後半はムーブでこなせる課題。
で、面白いなーと思ったのが、その辛い前半の攻略法(登り方)が、人によって違うこと。
スタートして1手目を左で取った状態。
この左手がすこぶる悪いんですが、ここから次の手の出し方が、それぞれに異なる。
その場でご一緒したクライマーさんと、3人で登ってたんですが、これが三者三様でした。
①ひとりめ。悪い左手で耐えつつ、右の大きなホールドを取りに行く。
でも、この右手が案外悪いです。そんなに持てない。そうすると、悪い右手&さらに悪い左手で耐える時間を作らなきゃいけない。
時間をかけずに、足を上げて、左手で左側の大ピンチを取って、振られに耐えつつ右手を右ピンチに寄せるところまで来れば、ようやく安定。
右手が悪いのでそれなりの保持力&振られに耐えられればいけるルート。あとスタミナ。
②ふたりめ。
悪い左手で耐えつつ、右手は右ピンチに寄せてしまう。
さっきの画像で右で取ってたホールドは、後半で上に取り付いたとき、確実に足で使うんですよ。ヒールで乗せるとものすごく安定する。
ので、あれは足だろうという解釈に基づく。
手数が減る分、体力を消耗しない。
そう考えるとこれがセッター想定かなあ?手に見えて実は足、ってのも4級っぽいとは思う。
ただ、やっぱり左手が悪いので耐える時間を作らないといけない。プラス、右ピンチを取るには体を、多少左方向に倒す必要があるので、①より左手にかかる負荷は大きい。
体力はセーブできるけど、瞬間的な左手の負荷には耐える保持力が要る。
③さんにんめ。私。
左手は悪い。ならば、右で耐えて左手はとばしてしまえ、と一気にピンチに送る。多分セッター想定じゃない(笑)。
身長169、リーチ176くらいでパツパツです。
ただ、左ピンチは場所によってはそれなりに効くので、右と左で耐えつつ足入れ替えて右足→左足を上げて右手でピンチを取る、まで来れば、
どのルートで行っても、この先は一緒なんですよね。
保持力がないのを、それなりのリーチとそれなりのムーブでごまかすルート。
でもこの課題、よく出来てるなあと。3ルートどれで登っても4級相当(スタミナか、保持力か、ムーブかの違い)って。
2ルートくらいまでならよく見ますけど(大抵は保持力かデッドか、みたいな二択。そして私はだいたい跳んでしまう。スタティックムーブが好きと言っているくせに(笑))、3ルートかつ4級は初めて見ました。