リーチを測ってみよう
よく、手を広げた長さと身長は同じ、と言いますが、厳密には同じではないです。
私の場合、両手を真横に広げて指先から指先までの長さは、身長+7〜8cmくらい。ちょっと腕が長めかも。
たいてい、身長よりはプラス数センチ、リーチの方が長いはずなので、知っておくと、ギリギリの局面で勇気が出ます。身長よりながい◯センチの私ならいける、と。
あと、手を真上に伸ばして、床から指先までの長さ。これは、身長+40-50cmはあると思います。私の場合、身長+48センチ。
把握しておくと、このフットホールドから、この上のホールドまでギリ届くかな?って、オブザベの指標になります。ホールドの形状や壁の傾斜によっては、真っ直ぐ立てないこともままあろうかと思いますが、スラブなんかだと特に、意外と届くぞってのがあるので。
それでも届かなければ、ルートを変えるか、デッド/ランジにするか。
リーチはあるに越したことはないですが、160cm台でも、世界トップクラスの選手はいます。リーチよりも大事なのは、保持力、多様なムーブ、正確なオブザベ、柔軟性、脚力、などかと。
昔、三鷹ジムのテーブルにはリーチを測るメジャーがついてて、そこで測ったのが最初。家でも、メジャーひとつあれば出来るので、レストの日の暇つぶしにでも。