気ままにボルダリング

勝手にボルダリング用語を書いたり、ジムの感想を書いたりします

三河島YJ⑥

今日も三河島へ。

 顔見知りがふえてきてうれしい。

 

本日の核心。マンスリー14。4級相当。

強傾斜。130°くらい? 

前半部分。

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 赤の大物の次のホールドが悪い。

ひたすら悪い。

それだけの課題です(笑)。

 

後半部分。

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 悪いホールドをいかに耐えて、手を進めるか。左、右と取れたら、あとは足を上げるだけ。強傾斜&足の位置が高いので慎重に。

 

で、この悪いやつ、強傾斜なので本当は正対でなく体を倒したいんだけど、足がないので、そうもいかず。

右手で持とう、右手で持とうとばかりしていて、ピンチ力の限界をむかえる。

え、じゃあ左?と思って左手で持つと、すんなり持てる。ホールドの形状?それとも微妙な体の向き?理由は分析出来なかったけど、とにかく左だと持てる。全く分かりやすい形じゃないんだけど、こういうゴツゴツしたホールドでも、右、左の向き不向きがあるんだなあ。勉強になった。

ただ、左手で持てただけではだめで、マッチ→一瞬右手で耐えて、次の左手を取りに行く、までが核心。ムーブにいまいち自信が持てずにいて、常連さんに声をかけると、同じムーブでした、と教えていただく。

足は?と尋ねると、最初から赤の左下に置いたままで、切らない、入れ替えない。むしろ、右足をスタートから切った方がいいよ、と。

迷いがなくなれば、耐えられるしダイナミックに動ける。と、いうことで、その後1トライでクリア。

自分1人だとムーブに確信を持つのって、難しいですよね。それに対して、フラッシュとか、複数人でセッションとかだと、あっさり確信が持てる。

私の場合ソロクライミングが多いので(それ自体は悪いことではないと思う)、オブザベ力を向上させることが大切だなあと感じる。あと試行錯誤して、突き詰めたら迷わないこと。

 

ちなみに、セッターの想定ムーブはマッチせずに必殺右ピンチ力との噂。厳しい。正解はひとつにあらず。

ジム感想まとめ APEX 四谷三丁目

ジム感想まとめ。こないだ行った分。

 

ジム名称:APEXクライミングジム 四谷店

最寄りは四谷三丁目。系列店が新宿に有り(未踏)。
最寄駅:四谷三丁目
徒歩1-2分。正しい出口に出れば、ですが。
見た目は思いっきり雑居ビルで、看板もそこまで大きくないので注意。

エレベーター上がってしまえば普通にジム。

土地柄、登った後の食事場所には困らないかも。
難易度設定:中辛
体感グレード:+0.25〜+0.5(級)

評価に困るジム。5級まではぬるい。-0.25〜-0.5って感じ。

4級から妙に辛い。最低でも+0.5〜、課題によっては+1.0。え、これ3級じゃないの、って4級があったりする。

一応、足して2で割って、中辛としましたが、初心者には優しいジム(甘いので)、中級者入口〜には辛いジム。


壁面(ボード):木製
広さ:まずまず、標準ではないかと。雑居ビルの6階と7階。6階が更衣室、貴重品ボックス、トイレ、に4〜5面程度。7階はオール壁で、6-7面。

壁数で言えばけっこう多いんだけど、レストスペースがあんまりない印象。7階は壁の前にちゃんと椅子があったりするんだけど、なんて言うんだろう、余裕がない...?背もたれのない椅子が、2-3壁ごとに3席ずつ置いてあるだけで、あとはテーブル+椅子が7階には1組。

6階は壁の前に椅子がなくて、テーブル+椅子が2-3組。だったかな。ただ、各階のテーブル+椅子は壁面から独立してて、座りながらコミュニケーションが生まれにくい。そこが残念。

コミュニケーションのとりづらさは、日暮里ライノに近いものがある。松戸の無駄なスペースの取り方を見て欲しいところだけど、これが都市型ジムの限界か。確かに、壁を削ってでも椅子を増やすかと言われると、非常に悩ましいものがある。いや、コミュ力あればなんてことはないんでしょうけど。

 

混雑度:★★★☆☆ 休日の昼間だったけど、激混みではなかった。むしろ、これなら良い方かな、くらい。新宿とか曙橋に分散してるのかな。

ただ、余白としてのスペースがあまりないので、混雑したら居場所に困るかも。

ルーフ:◯  東十条くらいのルーフかなー。課題難易度も、四谷の4級≒東十条の5級くらい。

マントル:△ そこそこのマントル。7階の一面、けっこう高い位置にある。角度差はそこまでではないけど、課題難易度(4級以上)も相まって、きちんとしたマントリングを要求される。面白い。

アイシング:- バケツあったかなー。見なかった。水道と横に椅子があったので、出来そうな雰囲気。

特筆事項:ノーハンド◯。良い緩傾斜あり。

 

お気に入り度:★★★★☆☆
色々書きましたが良いジムです。緩傾斜、ルーフ、マントルと、壁面構成がひと通り揃ってる。アクセスも良好。

ぜいたくを言うなら、雑居ビルなのであと1フロア借りて、そこを更衣室、受付、レスト専従に出来ればどんなにいいか。いや、四谷の賃料が凄まじいことは存じておりますが。

もうちょい近かったら通うかなー。課題構成も、壁面を生かしたものが多くて◯。

また強くなったら顔出したいジムではある。

 

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画像は6階。奥の壁の左側にも狭いスラブが1面有り。7階の方が広いんだけど写真とれず。

日暮里 ライノアンドバード②

初心者さん2人をつれて日暮里ライノへ。ここの2階は初心者育成に向いてると思う。

あと初心者向きのジムってどこだろう?高田馬場Energy(広い、課題数が多い、そこまで辛くない)とか、上野granny(グレーディングが甘め、ゆえに初心者向け課題が多い)とか、か。

綺麗さでいけばパンプ秋葉原がダントツだけど、混む&意外と辛い課題多いしなあ。さて。

 

とりあえず8-7級を登ってみせて、やってごらん、と言うのだけど、それぞれ得意ムーブがあったりして面白い。

特に、身長の高くない女子。普段、自分ならリーチで解決してしまうポイントが届かないので、そのぶん足を上げるなり、一手送るなり、工夫が必要。

もちろんセッターさんはそこまで考えて課題を作ってるんだろうけど、模範演技(というほどでもないが)として、リーチがなくてもいけるムーブを試していると、今まで向き合っていなかった部分と向き合うことになる感じ。

一言にすると「丁寧なムーブ」。(極端に背が高くない限り)、誰がやってもこの動きでとりあえず登れるよね、というような。

リーチギリギリのところで、スタに軽く跳ぶ、というのが個人的にはけっこう好きなムーブなので、それを封印すると、足を置き換えて、重心動かして、そうすれば手が余裕で届く、と。うーん、ちゃんと考えるボルダリングっぽいぞこれ。いい練習。

ステミングが好きそうだったので、ばらしでもいいからやってごらん〜と6級紹介すると、苦戦しながらも最後には完登。すごい(ライノ辛いから他所だと下手したら5級相当だし)。

合間合間に、自分の課題の回収。前回コツをつかんだ5級×2は一撃。ただ、2階の4級にはやっぱり歯が立たない...。

 

1階に降りる。長めのルーフ5級を回収。ルーフからスラブに出るところのカチ(またはオープン)が核心だけど、今日はあっさり持てた。レンタルチョークなのに。3日間のレストのおかげかしら。ついでに上まで行って初マントリングしてみた。楽しい。

4級を1本回収。もう1本、4級1番(多分マムート製の、マンモスホールドてんこ盛りの課題)は、最後のデッドが届かず。リーチの暴力的な課題に思えるんだけど、いい解決策あるのかな。次回。

 

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回収した方の4級。核心部を足ブラで耐えるの図。

一緒にいった子が動画撮ってくれたので、埋め込もうと思ったけど、はてなって動画入らないんですね(無料だから?スマホだから?)

ライノ1階は、保持力かリーチか跳びムーブの飛距離のどれかがあれば、4級までは戦える。という印象。

 

三河島YJ⑤

今日も三河島へ。

週2ペースで行けば、いちおう月パスの元は取れる計算。でも、月パス買っただけで常連認定された感はあるので、単純な利用料+αはあるような気がしてます。

 

早い時間に行ったら話が弾んで、上級者のセッションに混ぜていただく。

普通ならまず触らないような課題...最低でも3級以上。

コーディネーションとかサイファーとか、がんがん出てくる。知識としてはあっても、ムーブとしてやったことはない。完登できなくても、ばらしでも良くて、もっと言うならその部分のムーブができるようになるだけで強くなれるとのこと。確かに。

結局コーディネーション部分はできなかったけれど、タイミングと動きまでは掴めた。あとはホールドがガバじゃないので、なんとかして止めるだけ。継続しよう。

あとは、ルーフでもセッション。ルーフ得意なはずなんだけど、このレベルだと文字どおり手が出ない...。180°状態で、右手ガバ、左手悪い状態で、リーチギリギリのガバを左で取りに行く課題、想定ムーブは足ブラでキャンパとのこと。まじか。

リーチ又は筋力的に、10cmくらい届かない。フットホールドは皆無、足ブラで届かないとなれば、右手ガバに手に足で何とかするしかない。しかしトゥフックで届かず、疲れ果てていると、「トゥがだめならヒールがあるじゃない」とお言葉をいただく。次回。

 

前回宿題にしてた、マンスリー15(ルーフ、4級)はムーブを考えていったので、1トライでクリア。あとセッションの中で出たスラブ外岩風課題(4級+)をRP。

疲れすぎて画像はなし。本当はあれば良いのですけど。でも楽しかった。

 

ホールドを買ってみた

ホールドを買ってみました(この話、終了)。

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ちなみに賃貸なので、当然壁には付けられません。

というか、どこにも付けられません(笑)。

でも暇なときなどに、向きを変えてひたすら触ってます。なんか、下手な指強化グッズよりはいい気がする。あ、ここに引っかかると、この向きでもかかるぞ、とか発見があって。

持ち歩くには不向きですけど(笑)。

 

ジムで、特にかぶりの壁だと、ゆっくりホールドの持ち方を考える余裕もないので、ガバではないちょっと悪めのやつを買って、くるくる回してます。

意外と楽しいですよ(笑)。

 

神保町のさかいやクライミング館で買いました。1個1,000円しないです。

ちなみに、こんな遊びでも指皮は若干使うようです...。

三河島YJ④

三河島の月パスを買いました。これからしばらくは、三河島YJがホームジムとなります。三鷹ジム以来のホーム。

 

でも、あちこちのジムを放浪するのは続けたいと思ってます。修行にもなりますし、色んなジムに行くのがこのブログの存在価値のような気もしているので(笑)。

よく、ホーム以外だと登れるグレードが1下がる(あるいは、ホームなら1グレード上を登れる)って言いますけど、どうなんですかね?その辺も検証してみたいなあと。

まあ、でもたしかに、今のところ三河島以外で3級登れた試しがないです。今度よそで3級触ってみよう(パンプ秋葉原あたりなら、課題相性良いので可能性がありそう)。

逆に長いこと流浪の民だったので、激辛ジム(アングラ、ライノ)を除けば、だいたい自分の登れるグレードってどこ行っても変わらないイメージなんですけどね。何か変わるか期待。

 

さて、本日の核心。

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前回通しでやり残したマンスリー10番。4級相当。

かぶり壁。

1,2手目のあと、3手目が遠い&意外と悪いのが核心。想定ルートは、スタートに右足乗せて、フラッギングで耐えつつ左手で取りに行くとのこと。

前回、左ガス一本で耐えて右手でっていう想定外ルートでなんとか掴んだんですが、体力消耗してその後が繋げられず。ので、フラッギング練習したら、スタで左手で体力使わずに取れるようになりました。

コツは、フラッギング側じゃない方の足。右足ヒール側でしっかり乗り込むと、フラッギングが安定する。あれですね、フットホールドって爪先で乗り込むものだとばかり思ってましたけど、大きくて安定した石に乗るなら、ヒールとかでベタッと乗っちゃった方が安定するんですね。大きい石にハイステップで上がる時とかも、そうかも。

あとはゴール取りに行く時の左足(輪っか状のやつ)が悪くて、めんどいのでデッド気味に取りました。逆にフラッギング出来る人だと、後半が核心になるそうで、人によって違うんだなと。

 

・飛ばしてたマンスリー11(スラブ4級)をクリア。安定していけるようになった。

・12,13はクリア済、14は強傾斜ヒールなしで敗退。15がルーフで、ばらしではクリア。次回繋げる。

・別で3級1本クリア。強傾斜壁。お買い得だったかも。

 

 

ジム感想まとめ カルチェロッシュ(松戸)

ジム感想まとめ。

ジム名称:カルチェロッシュ

仏語?でも公式サイトもカタカナ表記なので特に問題なし。
いちおうの最寄駅:馬橋
徒歩15分とか20分とか。

バス(あるか知らない)かタクシーか、自家用車推奨。駐車場は10台弱くらいあります。無料。
難易度設定:ちょい辛
体感グレード:+0〜+0.25(級)
特に辛くはないです。個人的な体感では、適正くらいのグレード付けではないかと。

人によっては甘かったりするのかなあ。どうなのかなあ。

ここのテープ課題は、5〜6級(黄)とか7〜8級(水色)とか、わりとざっくりした感じなのですが、コンペの時のグレーディングから判断をしてます。

コンペ出たことはないですが、コンペ後も課題とグレード表を残してくれてるので。

 

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大フェースコンペ課題。ビギナークラスの核心課題のひとつ、5級だったかな。

ちゃんとボーナスがあります(楽しい)。

一撃でしたが、オブザベが足らず右下の足を見落としてたので、途中で!?ってなりました。

足見つけてからは、あ、この斜度と戦わなくていいのね、って感じ。

ゴールが薄い、カンテしてもなお薄いので、ちゃんとステミング気味にスタンス固める必要があります。現在はもうテープのない課題ですが。

 

壁面(ボード):木製
広さ:広い。行ったことのある中では、パンプ秋葉原の次に広い。壁も全体的に高い。5-6mはある。

でっかい体育館(平屋)みたいな感じ。どっかぶりの大フェース、高さのあるマントル、別でプチマントル、あとはスラブと薄かぶりが多め。と、いっても壁面数は多くなく、同時に登れるのは8〜9面くらい。めちゃくちゃ広い1面もあるけど、狭いスラブ面とかもあり。

じゃあ何が広いって、何もないスペースが広い。はっきり言って体育館の半分弱は遊んでる。広大な中にポツンとベンチがあったり、スラックラインが張ってあったり、腹筋台があったり。

ライミングジムってたいてい詰め詰めなので、こんなに贅沢なスペースの残し方は見たことがない。なんとなく心のゆとりに繋がる気がします。

とはいえ、壁面部分はわりと詰まってるので、混雑時には課題待ちとかふつうに発生するのですが。


混雑度:★★★☆☆ まあ、都内ほどの混雑はない。とはいえ、立地のわりにはそこまで空いてるでもなく、地元のクライマーさんで賑わってる感じ。
ルーフ:▲ 意外にもルーフはほぼない。複合壁の下部くらい?
マントル:◯ 良いマントル。ここのマントルは、どっかぶり→スラブ→ゴールでマントリング式。東十条アングラみたいに最後、超緩傾斜にならない。

別でプチマントルもあり。
アイシング:- ここでアイシングしたことはないので不明。道具さえあれば、スペースは無限にあるが。
特筆事項:ノーハンド△。スラブの1面の下部が途中まで緩傾斜、目線より上は90°といった感じ。

微ショップあり。シューズもあるがそんなに種類はない。隣がびっくりドンキーで、斜向かいはスシロー。食べるには事欠かない。

お気に入り度:★★★★★☆
交通手段があることが前提で星5。なければ4、タクシーをシェアできる仲間がいないなら3まで下がるかなあ。

良いジムなんだけど、いかんせん立地が...。外岩行くのに比べれば、徒歩15分なんて近いものなんですけどね。都内だと駅チカのジムがいくらでもあるので、そこは見劣りしてしまう。

壁の構成の豊富さと、無駄なスペースの生み出す開放感は素晴らしい。あと料金も安め。

個人的には、課題相性がすごく良いです。保持力というよりは、ムーブで解決できる課題が多くて(でも1回、ヒールかけて綺麗に登った課題の想定ルート聞いたら、足ブラで保持力プレイでした...そんなこともある)。