三河島17 せまマッチ
3週間ぶりくらいにホームの三河島へ。
月パスはとっくに切れている。
子どもが生まれたので、しばらくはボルダリング頻度を落としますー。
今日の核心。
傾斜壁バルジ4級。
下部100-110°,上部垂壁。
画像は前半部分。スタートして早々に足がない(遠い)ので、右手をまず左Sに寄せる。寄せた時にしっかり乗れるホールドはない(遠い)ので、体幹で止めるか、左足で止めるか、右足スメアで止めるか、そのバランスは人それぞれ。
で、次のホールド(左Sの左上)で、マッチしないといけない......。嫌いな動き。狭い、ガバでないホールドでのマッチ。
本当に、やってこなかった動きなので、耐性がない&ムーブとして信じ切れないんですよね。他の方法があるんじゃないか、って考えちゃう自分がいる。
確かに6級課題とかでこれをやっちゃうと、本来マッチしなくていい場所をマッチしてることになるから、正しいムーブを覚えられないんですよね。それで、そういう風に育ったんだと思いますが。
でも、3-4級で、明らかに他にホールドがない&キョンとかで誤魔化せない場合、狭マッチするしかないんですよね、きっとー。
狭マッチ(せまマッチ)っていいフレーズだな。名付けて愛着を持つようにしよう(笑)。
今日はいつもよく登るクライマーさんと一緒に撃ってて、その人は指が強いんですよね。だからせまマッチを簡単に決めるし、薄いカチとかでも全然怯まない。あと、アウトサイドフラッギングが上手い。
私は対照的で、アウトサイドフラッギングって滅多に使わないんですよねー。
アウトサイドフラッギング=右手を出す時は右足の法則が崩れるので、なんかいやで。
基本的に右手を出す時は右足重心が好きなので、そうするとダイアゴナルになります。ので、本当に他に方法がない時しかフラッギングしない。
あと、せまマッチの代わりに、大きな動きや遠いホールドの取り、跳びを鍛えてきたので、ダイナ系ムーブは割と好きです。振り、デッド、ランジなど。
これってダイアゴナルと繋がってるような気もするなあー。
さて、後半。
×印は女性用のお助けホールド。
なので基本的には右手でボテを取って、とばしでゴール(notガバ)を取る形になる。
後半も足が少ないので、左足乗り込んで左端のホールドを取るのが、けっこう遠い動きになります。傾斜壁だし、おまけに手前の白ボテが邪魔。
でも個人的にはこういう動きは好きなので、マントル返すみたいに左足乗り込んで、両手で1個前のホールドを右下に引いてやれば割と楽に体は返せます。
ので、個人的には前半のせまマッチが核心だと思うんだけど、一緒に撃った彼的にはそこは余裕で、この遠い動きが核心、と言う。
人それぞれで面白い。
人によって核心は違うけど、均して見れば同じ難易度で、4級。いやあ、よく出来てるなあ(笑)。