気ままにボルダリング

勝手にボルダリング用語を書いたり、ジムの感想を書いたりします

分解して考える 三河島⑨

ジムに行く前に、コンビニでウィダーインプロテインを3本とか複数買いするのを続けていたら、プロテインの列だけ2列になりました(挨拶)。

 

さて、三河島へ。

本日の核心。

 

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画像加工のやり方を変えました。ちょっと手書きっぽくなります。

マンスリー14番、4級+。120-130°。

 

とりあえず足がないので、スタート以後はヒール、ヒール&ヒールとなります。ヒールを置いてヒールの入れ替えとかはじめてやった。

で、核心は、左の大物にハイステップでヒールをかけるところ→ゴール取り、まで。

ヒール自体はかなりかかるんですが、かかりすぎる&位置が高いので体が回らない...。側から見てると、笑えるくらい体が回ってないそう。

ゴール1個前の右手も悪い。第一関節が入らないくらい。

 

昔、ボルダリングを教わった時に、「重心を置いた方の手で取りに行くのが基本」と言われました。はしごを登るのと同じ原理だから、と。右足重心なら、右手で取りに行く、と。

ダイアゴナルなんかも、基本はそうですね。

それ以来、そのことばっかり意識してやってきたので、重心を置いた方の手で取りに行く、というのはかなり得意になりました。ダイアゴナルとか、フラッギングとか使って。

でも、よく考えると、逆が苦手になってるような、ということに気づく。4級超えると、オブザベの段階で、ホールドの形状位置その他から、ここはどう考えても右手/左手しかない、というのが出てくる。足の重心がどちらか、なんてことは関係なく。

今回のゴール取りがまさにそれで、私としては右手でゴール取りたいんですよ。左ヒールかけてる時点で、左に重心はないから。

でも、ヒールの横に効く手はない。直前の右手は良くない。ゴールはそこまでガバじゃなく、おまけに、天井とゴールの間にあまり隙間がなく跳べない。

こうなると、どんなにダイナ系ムーブを考えても、右手では取れないわけです。この時点で、左で取ることが確定して、苦手ムーブと向き合わなくてはならない。

なんで苦手なのか、四肢を分解して考えました(2時間くらいかかった)。

 

左足→ヒールは確定。なるべく高い位置にかけること。簡単には抜けないから信じること。

左手→ゴールを取る手。最短距離で出すこと。ガバじゃないから右手が来るまで耐えること。

 

ここまではいいとして。

 

右手→引きつける、というのが核心。強傾斜だから壁に近づいた方がラク。ガバならもうちょっと違うんだろうけど、悪いから、サイド/アンダー気味に引く。この、体で引きつけて耐えるイメージが出来るまでに時間がかかった①。

 

右足→一番時間がかかった。まず、体が回らないようにみえた原因はつま先の向き。意識してないと、つま先が壁に正対したままで、それでは体が回らない。余裕があれば自然に回るんだろうけど、余裕がないので、意識して90°右に回してやる必要がある。

 

で、ここから。回した右足のインサイドエッジ(トゥ)で、思いっきり壁をスメアする。

ヒール効いてるとはいえ、体の重心線を越えて、右っ側まで左手でいくので、生半可な乗りでは耐えられない。高低差があって、そこまで右足に乗れていないので、「ホールドの上で、右インサイドを壁にスメアする」のが核心(この時、同時に右手は最大まで引きつけている)。

こうすることで、重心線を越えても耐える力が生まれて、無事ゴール取り、となる。ちなみに、ゴール取った瞬間に右足は浮くから、最後まで慎重に。

 

 

別解:ヒールは使わない。右手の引きは一緒だけど、右足インサイドスメアではなく、足入れ替えて左足で乗る。右足を今度は壁でスメアして、左手でゴール取り。

ただし、リーチがないとゴールがキャンパになる。ガバじゃないのでけっこうしんどい。

右手の引きがマーベラスだと、キャンパにならないらしい(身長170程度でも)が、それは何度やっても出来なかった。