気ままにボルダリング

勝手にボルダリング用語を書いたり、ジムの感想を書いたりします

高田馬場 GRAVITY

久しぶりに高田馬場GRAVITYへ。

月曜日は休みのジムがわりと多くて、本命の場所に行けなかったり。

で、比較的早い時間から空いているここをチョイス。

 

駅から近くてアクセスは良好。壁は5-7面ほどで、奥の2面がマンスリー専用。わりと狭め。

同じ馬場だったら、Energyの方が圧倒的に広い。ただ、向こうの方が混むけど。

 

何だかこのジムは、店員がヤンキー系の人が多い。いかつい髪型してたり、ドンキで買ったようなズボン履いてたり。ちょっと怖い。

 

4-6級くらいでてきとうに触る。ここもわりと辛め。薄めの、ブロックとスローパーの中間みたいなホールドを思いっきり引いた時に(5級だったかな)、左手小指の脇から出血。薄皮一枚はがしたみたい。

ん、血?誰の血だ?誰の血だ?あ、自分の血か、と、最強伝説黒沢状態。

痛みはないけど、大事を取って片手クライミングに切り替える。

片手クライミング、いいですよ。ノーハンドのできないジムでは特に。

8級くらいからはじめて、可能なグレードまで上げていくとよいです。片手+足だけで登るので、オブザベーションが真剣になります。あと、いかに足を使って登るか考えるので(足自由課題だと特に)。クライムダウンまでやると更に。空いてる時限定ですけど。

片手(+時々左手人差し指)で6級くらいまで登って終了。

 

本日のおもしろ課題。

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 一手目、左で取って、スローパーの処理が核心。

手か足か悩んだけど、ハイステップでスローパーに乗せちゃうのが正解ルート。ムーブ的にも綺麗。

6級ではないかなー。6級+か5級-くらい。

このジムは他にもハイステップルートがいくつかあったので、セッターの好みかも。

三河島 YJ②

ひとりプレミアムフライデー(有休)ということで三河島YJへ。

2日連続登攀だと、何度やっても肘が痛くなるのだけれど、中1日空ければ大丈夫。6-5級はだいたい触ったので、4級中心にトライ。

 

⑴前回の画像のマンスリーは結局落とせず。

⑵ルーフで4級を2撃。ひさびさに腹筋を使う課題。複数の壁が複合して出来てるルーフなので、かぶり壁直登→左ルーフトラバース→デッド気味に上体を起こしゴール取ってクリア、という感じ(写真撮り忘れた)。

小規模ジムだと、いわゆる綺麗な真っ直ぐルーフはほぼ見なくて、角度の違う壁の間とか、天井を利用してルーフが組まれる場合が多い。

そういう場合は、途中で登る方向が変わったりするので、足の置き方を考えないといけない。1トライ目はそれを掘り下げていなかったので、ゴール手前で、体が想定と完全に逆向きに。え、これ、落ちたら怖くね、という角度になったので止め。2トライ目で足の方向を考えて完登。

(3)緩傾斜スラブ4級。先に3級を陥として、残していた課題。三角の木ボテマッチ(このジムの木ボテは滑る)から、ハイステップで薄いホールドに右足かけてゴールまで上がっていく課題。

滑る滑ると前回から繰り返していたけれど、体を引き上げるのは手じゃなくて足なんだねやっぱり。

久しぶりに緩傾斜でノーハンドやってた時に、「あれ、この核心のホールド、頑張ればノーハンドで上がれるんじゃない」と。で、実際に上がれた。

ノーハンドで上がれるとわかれば、そのポイントを覚えて、手じゃなく足で上がるだけ。「ボテは添えるだけ」。今度画像撮ってきて入れよう。

(4)チョークバッグが欲しくなった。長モノとかで途中でチョークアップしたい。

ジム感想まとめ 三河島YJ ROCK CLIMBING GYM

恒例になってきたジム感想まとめ。

 

ジム名称:三河島YJ ROCK CLIMBING GYM

長いので以降、三河島YJとします。
最寄駅:三河島駅

三河島駅のつくりが雑すぎて笑える。改札はひとつ、階段もひとつ。ホームのほぼ一番端で、「15号車」付近。逆端で降りると泣きを見る。

難易度設定:中辛
体感グレード:+0.25〜+0.5(級)

ときどきお買い得課題あり。全体としては中辛くらい。
壁面(ボード):木製

ボテが滑る。
広さ:標準。7-8面ほど、二階に更衣室。

二階への階段が急で、「手足限定 9級」とか貼ってある。好き。

混雑度:★★★☆☆ 時間帯によって空いてたり混んでたりするが、お隣日暮里のライノアンドバードよりは空いてる。値段も高すぎないためか、一定数初心者を見かける。
ルーフ:△  
マントル:なし
アイシング:あり

特筆事項:ノーハンド△。やろうと思えば、緩傾斜でやれないこともない。

マットが若干薄くて安っぽいので、ときどき着地がこわい。
お気に入り度:★★★★★☆

とはいえ、お気に入りです。壁とベンチの距離が絶妙なので、知らない人でも、同じ課題に取り組んでいると話しかけやすい。

あとは、課題相性。こればっかりは個人差があるだろうけど、なんだか相性がいい。ギリギリリーチが足りない課題を、ちょい跳びでクリアしたときの達成感など。

三河島 YJ ROCK CLIMBING

三河島YJへ。雰囲気が良くて、けっこう好きなジム。ただし三河島の治安はもれなく悪い。

月曜日休みなのがネック。それ以外に不満はない。

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本日の核心。(登れず)

マンスリー課題。4級相当?

 

まず、黄色のビッグアンダーみたいのが悪い。アンダーに返せればそれなりに効くんだけど、高い位置にあるので、うまく体を上げて、持ち替えて、潜り込むのが一苦労。

で、そこはメインじゃなくて、ボテが滑る滑る(核心)。

画像では◯をつけているけれど、要するに木の三つ又ボテ(ホールドを除く)はすべて可。ゴールもガバじゃないので、カンテ気味に完全に止めないといけない。

ここのボテはすべて木製。チョークアップしてもヌメるヌメる(核心)。かと思えば、他の課題なんかで普通に持ててる人も見るので、単純な相性かもしれない。

木のホールドがきらいなのかな?

なんだろう、指先じゃなくて、手のひらまで使って全体で止めたりするのかな?そういう感覚は、確かにあんまりないなあ。

 

その後はスラブで1本、傾斜壁で2-3本、4級をクリア。木ボテを除けば、課題との相性はいい気がする。唯一3級を落とせたのもここのジムだし。

ジム感想まとめ 荻窪B-PUMP

せっかく行って来たので、感想を書いておきます。

ジム名称:荻窪B-PUMP
最寄駅:荻窪駅「東口」

 

徒歩1分とあるが、出口を間違えると到底1分ではない。いちおう北口からでも行ける。その場合は左のアーケードを抜けて。

余談ですけど、パンプ系列のホームページって、どうしてあんなに見づらいんでしょう。個人ブログみたいな記事の書き方で、必要な情報が全然得られない...(営業してるかどーかとか、最寄の改札とか)。妙にポエミーだし。たすけて。


難易度設定:辛口
体感グレード:+0.5〜+0.75(級)

壁面(ボード):コンクリート製&木製
広さ:広い。奥の3面くらいがコンペ用にセットされてる(常時かは不明)。左は木製ボードで、いわゆるジムっぽい課題。4面くらい?

そして中央と右に、岩場を模した壁面が3ゾーン(1ゾーンあたり、3-5面)。外岩行ったことないけど、本で読んだ外岩のイメージそのまんまでとってもテンションが上がる。

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いちばん外岩っぽいと思った、右手前ゾーンの課題。6級。素材がざらざらしてて本当に岩。スメアすると靴が削れそうなくらい。

壁の表面に微妙な角度の起伏があって、トップの方はほんとに若干だけどマントリングっぽくなる。素敵。
混雑度:★★★★☆ 平日昼でもけっこう混んでたから、休日は混みそう。ただ、各ゾーンの外岩感(それぞれ、色とか材質がコンセプトが異なる)は一見の価値あり。
ルーフ:◯ 完全なルーフではないが。
マントル:なし
アイシング:なし(?) わかりやすい位置にはなし。
お気に入り度:★★★★☆☆

家から近かったら、もうちょっとお気に入りかも。ここまで雰囲気のあるジムは他に知らないので、一度は行ってみるとすばらしいと思う。

ただ、ホームジムにしたいか?と言われると微妙。外岩感と、パンプ特有の課題別色ホールド分けが相まって、自分で課題設定をするのが大変そう。小規模ジムだと、6級でも5級でも4級でも触る悪めのホールドがあって、ひととおり登りきった後に、よし、こいつを使って課題作ってやろう、というのが好き。

ホールド替えしても、そいつが別の壁面にいたりしてね。またかよ、と。

荻窪B-PUMP

数年ぶりに荻窪B-PUMPへ。昔、もっと駅から遠くにあった頃はよく来たんだけど、移転改装してからは初めて。荻窪駅で迷う。ここは東西南北すべての出口があるようで、東口が正解らしい。北口からでもなんとか行けたけど。

 

中はパンプらしいすごく綺麗な店舗になっててびっくり。ショップも充実。

 

足が痛いので、ファーストシューズを持って行ったんだけど、フリクションのなさにびっくり。セカンド買うまでは、これで登ってたのか...スラブ登れないわけだよ。滑って立ち込めないもの。足入れの感覚は良いんだけどね。

ついでにエッジも溶けてノーエッジシューズの如くになってた。靴に頼らない、という意味ではいい修行。

シューズの寿命って、やっぱり一年とかそれくらいなんですかね。

 

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本日の核心。

どっかぶり&角壁4級。

パンプ特有の、ロケットとかアスパラみたいな棒状のホールドで形成されてる。右ヒールフック必須。

足が悪いので、ヒールのない場所では相当上手くやらない限り、足が切れる。足ブラで耐えて、置き直して、を2回くらい繰り返す。

これ、最後、ゴール手前の2つは使っていいんですかね?使わないとかなり遠いんだけど、これだけアスパラロケット状じゃないのよね。黄緑ではあるけれど。

普段行かないジムのローカルルールは、よくわからない。 でも登れたので満足。

 

最近、スラブ克服月間で、スラブばっかりやってたら、そっちの方が得意になった気がしてたけど、どうもパンプのスラブはキツい。昔ながらのパワークライミングの方が、闘える模様。

 

勝手にボルダリング用語そのさん

オンサイト

一回のトライで完登すること。on sight。たぶん、一回のオブザベ→一回のトライで完登することから来てる。≒一撃。


一撃

一回のトライで完登すること。≒オンサイト。

 

フラッシュ

他人のムーブを見た上で、一回で登ること。岩場とかでよくある。


レッドポイント

RPとも。2回目以降のトライで完登すること。昔、何回目のトライまでRPと呼ぶのか調べたが、何回目でもいいらしい。つまり何回やってもいいから、登れたということ。わりとコンペ用語。余談だが、ジムの会員登録をする際に、OS ◯級、RP ◯級と何の説明もなく書いてあると、初級者は意味が分からず焦る(前者はオンサイトの略)。


カチ

カチっと持つからカチ。薄くて細長いホールドの持ち方。指を揃えて、親指と小指を内側に曲げるようにして効かせる。薄いホールドに対して効く持ち方だが、腕を相当消耗する。オープンで持てるならその方がいいかもしれない。ここ一番に。


オープンハンド

オープンとも。カチから親指を外して、4本指で持つ。親指はホールドの下側に添えたり、壁に付けたり、宙に浮いたりと色々。カチよりは効かないことが多い(人による)が、故障しにくい。トレーニングのためにはこっちの方がいいかも。


キョン

ニードロップとも。でも大抵はキョン。ホールドに足をかけ、体を回して膝を下に落とす。文字だと説明しにくい。傾斜壁で大活躍。膝が足の指より下に落ちると、相当効く。1日の中で多用し過ぎると、膝を痛めることもあるので注意。シェーみたいな、一発ギャグの動きに似てるからキョンらしいが、元ネタがわからない。


ニーバー

あんまり使えるシチュエーションはない。足の指をフットホールドにかけた時に、膝がちょうど別のホールド(大きいやつ)やボテの下部に上手く挟まること。キマれば両手を離せるくらいに効く。膝から足指までの長さには個人差があるので、同じルートでも使えたり使えなかったりする。


ガバ

ガバっと持てるからガバ。上から持てて、窪みが深いからガバっと持てる。一番持ちやすくて効くホールド。ガバの時は、ムーブ次第で左右どちらでも持てたりするので、後の展開を考えてどちらで持った方がいいか、どちらで残した方がいいか、と考えよう。余談だが、何と呼ぶのか分からないが、主に傾斜壁で、ガバっぽいんだけど斜め横向きだったりして、持ち手が壁からちょっと突き出しているホールドがある。どちらかの手で、ちょうど握手できるような感じ、またはサイドブレーキを引くような感じ。斜め/横突き出しとでも呼ぼうか。こういうホールドは、傾斜壁でガバ以上に効く。片足さえあれば、完全に体を起こせるくらい効く。ので、もう片方の手や片足を切って、ダイナミックなムーブが出来る。


スメアリング

スメアとも。フットホールドのない場所で、足を壁面にこすりつけること。コツは、足先だけでなく、足の指の裏側あたりをベタッと付けることらしい(足の指の曲がる範囲で、最大限に密着させ力を入れて、フリクションを得る)。ダウントゥよりはフラット型のがやりやすい。中級者くらいから多用するイメージ。


ダウントゥ

ライミングシューズの形状のひとつ。つま先がフラットではなく下に曲がっている(鳥の足みたいなイメージ)。利点としては、傾斜壁なんかで小さなホールドに乗りやすい。デメリットとしては、フラットに比べるとスメアリングがかかりにくかったり、スラブでの微妙な体重移動がやりにくかったりする。


フラット

ライミングシューズの形状のひとつ。普通の靴みたいに、靴底がフラットになっている。利点としては、スメアしやすい、スラブでの微妙な体重がやりやすい。あと、足が痛くなりにくいので初心者の一足目にも向いてる。傾斜を攻めたいならダウントゥ、ターンインのがいいかも。


ターンイン

ライミングシューズの形状のひとつ。靴のつま先が親指を通り越して内側にターンしてる。そこにインするからターンイン。親指側に力を集めて、小さなホールドに乗りやすくしている。傾斜向き。スラブだと、ターンインよりインサイドアウトサイド両方使えるシューズのがやりやすいかもしれない(人による)。


インサイドエッジ

足の乗せ方のひとつ。基本。足の内側でフットホールドに乗る。親指、人差し指あたりでホールドに乗るのが基本(だと思う)ので、初心者はここから入るとよい。両足がインサイドエッジの状態を正対(壁に正対してるから)と言い、とりあえずの基本姿勢。単にインサイドとも。


アウトサイドエッジ

足の乗せ方のひとつ。足の外側で乗るからアウトサイドエッジ。登りの基本は正対&インサイド(のはず)で、ムーブの都合上、外側で乗らざるを得ない時に、主に使うイメージ。トラバース課題とか、足の入れ替えが出来ず足クロスで進まないといけない時とか。あとスタートホールドが悪くて、横向きでないと発進できない時とか。


トラバース

上でなく横に進む/登ること。たぶんどこかの外国語。


フリクション

摩擦のこと。靴底の摩擦は大事。たぶん英語。

 

 

なんか登りすぎなのか、足の親指が多少痛いです。ので、昔のクライミングシューズをひっぱりだしてきました(ファーストシューズなので、若干余裕あり。若干だけど)。

明日はすごい久しぶりにこれを履いてみようかと。